ジャンプ賞受賞者
三浦学苑高等学校 田京 祐輔さん ジャンプ賞作品への講評
受賞作品は、昨年に続き、三浦学苑高等学校になりました。昨年の受賞作品でも紹介した、「マインドマップ」を用いる方法が有効であったため、先生のご指導の下、この手法を用いて意見や考えをまとめていったのだと思います。だれかのアイデアを聞くことで、新しいアイデアを思いつくことはよくあります。マインドマップでは、このようなことを図にマッピングしていくので、「アイデアの横のつながりが簡単に出てきた」のだと思います。 また、チームで作業する場合に、メンバーの得意分野などを考慮して「役割分担」をしていました。複数人で作業する場合の情報共有の難しさを体験したようですが、分担することでうまく作業を進められたのだと思います。
さらに、ある程度まとまったところで、メンバー以外の人にも見てもらっています。メンバー以外の人に見せることによって、説明が分かり難かったり不足していたりする部分が明らかになり、より相手にわかりやすい、伝わりやすい内容に直すことができます。このように、推敲を重ねていったことも良かったと思います。
この作品の中で紹介してくれた方法は、今後グループで作業をする場合や誰かに説明する資料を作る場合に役立つ有効な取り組みであると認められることから、本作品をジャンプ賞に決定しました。
賞状および副賞は事務局より郵送させていただきます。
総評
振り返り作文へのご応募、ありがとうございました。応募作品を読み、参加してくれたみなさんがそれぞれの考えや方針の下に、いろいろな手法を用いたり考えたりして本コンテストに取り組んでくれたことがわかりました。大変うれしく思います。
今回受賞とならなかった作品も、本コンテストへの参加の取り組みを通して様々なことを体験し、経験したようです。そして、今回の振り返りにより、反省点や改善点にも気付いたと思います。みなさんは、将来,創造力が必要となったときでも、今回の経験をベースによりよい考えやアイデアを創出できるようになると思います。
今回の応募作品の中にあったいくつかの取り組みを紹介しておきますので、参考にしてください。
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